君への伝言
東日本大震災
≪一周忌法要に捧げる歌≫
地震発生時刻〔2011・3・11 PM2:46〕
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東日本大震災の義援金として寄付させて頂きます。
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上の写真に写っている場所は石巻市立大川小学校。
ここで学童108人の中の70人が亡くなり4人が未だ行方不明だそうだ。
それと当時学校にいた教職員11人のうち10人が犠牲になったとの事。
また校庭などに避難していた住民の多くも犠牲になった。
さて、この写真の右に見える山、そこまではたったの3分で行ける。
つまり校庭のすぐ隣りが山なのだ。
もし全員が山に逃げて行きさえすれば全員が助かったはずである。
しかし結果的には逆の方角(橋)へと向かってしまった。
それが今でも悔やまれてならない。
とは言え、先生や住民等が相談した結果、出した結論なのだから
第三者の私としては誰をも責める立場にはない。
地震発生のあの瞬間は全員がパニックになっていたり、
油断していたりと正常な状態ではなかったはずだし、
出した結論が「裏目に出てしまった」という事なのだ。
ただそれだけに遺族となってしまった方々の
無念な思いを考えると私には掛ける言葉がありません。
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ところで話は変わりますが、
あの大震災の悲劇からもうすぐ1年になります。
無力の私ではありますが、
この歌を震災遺族の皆様に捧げます。
そこで、この歌のストーリーです。
あの世へ召された御主人が天国から奥さんを思い語りかける。
そんな内容となっています。
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これを歌っている私、団十郎はどちらかというと土臭い歌を
得意としているもので、このような
正統派なメロディ(歌唱)は大の苦手です。
しかし、それは分かっていても他人に歌ってもらえるはずもない。
そう思い、やむなく私が歌っています。
ですのでどうか我慢して聴いて下さい。
とは言うものの映像に関しては震災から10ヶ月もかけて
氏家君と共に撮り続けた自信の作です。
映像の中に壁画が映っています。
『宮沢けんじの銀河鉄道』や『世界の子供達が手をつなぐ』。
その絵は大川小学校のコンクリート塀に描かれていました。
それと今回は石川かおりさんと言うプロの画家に参加をして頂き
画面を彩って頂きました。
その御蔭で悲しい歌もファンタジックに仕上がりました。
兎にも角にも多くの皆様とのご縁により完成したのがこの歌です。
そんな訳で、この歌が被災された方々の
ひとときの安らぎとなって頂ければとの思いで歌いました。
君への伝言
【詞・曲・歌】吉川団十郎
【編曲・演奏】林建英
【絵画】石川かおり
【撮影】氏家信一・吉川団十郎
【映像編集】氏家信一
【協力】絆レインボーフラッグ・プロジェクトの皆さん
1、春なのにまだ寒い 浜辺の風よ
ふと君は立ち止まり 空を見上げる
また泣き出した 泣き虫の君
抱いてやりたいよ けど無理さ
ほら聴いて鳥の歌声を
君のために歌っているよ
2、若い日の僕達は 笑ってばかり
でもたまに喧嘩して 意地を張る君
思い出すたび 愛しさつのる
抱いてやりたいよ けど無理さ
キラキラと煌くあの星
勇気出せとウインクしてる
3、幸せは幸せは 見えないのです
幸せは幸せは 感じるのです
これから君は 君の力で
歩いて行こうね 迷わずに
ほら君はとても強くなった
嘘じゃないよお世辞じゃないよ
ほら君はとても強くなった
いつもいつも笑顔でいてね
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