平泉炎上


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09・6・23(火) 晴れ
 半月前の私と氏家君の会話。
 
 「俺の作った歌の中で『ああ宮城県』が1番傑作で、
残念ながら未だにそれを越す歌はできてないと思う・・・」
って行った。
 すると氏家君が
「『ああ宮城県』を越す歌、既にあるっちゃ!」

 「んだがや、オラは無いど思う!」

 そして今日、氏家君から、彼が編集してくれた
DVD『平泉炎上』の完成盤が送られて来た。
 早速、私は見た。
そして私は身震いをするのであった。
正にこれは『ああ宮城県』以上の楽曲である。

 さて、皆さんの評価は如何に?
まずは「御覧あれ」

そして氏家君の編集テクニックの凄さに
是非感動して欲しい・・・。

 

 平泉炎上


作詞・作曲・歌】 吉川団十郎

【編曲】 打越浩平


【日本舞踊】 花柳友尚美社中


【太鼓】 鬼面太鼓(鬼首地区)



1、空に炎立ち 散るは星ひとつ
  蝦夷乱れて のるかそるかの泰衡哀れ
  ヒトリシズカ咲く 山に鳴り渡る鐘の音
  あれは義経 野辺送り
   ギャーテー・ギャーテー・ハラギャーテー
   ハラソー・ギャーテー ボージーソワカ(般若心経より)

2、夢は限りなく 人を狂わせて
  千尋の谷を越え 兵どもは累々寄せる
  赤い曼珠沙華 丘に咲き乱れ 佇めば
  あれは泰衡 野辺送り
   ギャーテー・ギャーテー・ハラギャーテー
   ハラソー・ギャーテー ボージーソワカ

3、時代は容赦なく 歴史塗り替える
  百年栄耀は 一睡にして 田野となりぬ
  そよぐワレモコウ 鳴くはヒヨドリか 侘しかろう
  安らかに眠れ 光堂
   ギャーテー・ギャーテー・ハラギャーテー
   ハラソー・ギャーテー ボージーソワカ



  1189年 文治の合戦

●文治5年4月30日
  泰衡が義経を襲い、割腹自殺に追い込む

●7月17日
  源頼朝が28万4000騎の奥州征討軍を陣立てる

●9月3日
  泰衡(藤原4代)が、逃亡先で家臣の河田次郎に討たれる


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